2016年6月14日(火) 夜6時半開場 7時開演
日比谷 松尾ホール Tel 03(3539)1711 http://www.h-matsuo.co.jp/hall_studio/
演目
諸井誠:ピアノのためのαとβ 作品12 (1954)
江村夏樹:エンテレケイア(2016;委嘱作品初演) 能管とピアノ
バルトーク・ベラ:ピアノ・ソナタ BB 88(1926)
イアニス・クセナキス:ヘルマ(1961) ピアノ
江村夏樹:およそ[Almost](2002) アルト・サックス独奏
江村夏樹:遠くに聞こえるあれはたぶん祭りだ(2016) 5奏者
仲林利恵(能管)
中村仁美(篳篥)
松本健一(サックス)
柴田暦(女声)
江村夏樹(作曲・ピアノ・打楽器)
予約 2800円 当日 3300円 学生 500円(当日のみ。学生証をご用意ください。)
チケット取扱い
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Tel 0120-240-540(受付時間 平日10:00〜18:00)
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※発券手数料はかかりません。
うまく言えないんですが、音楽というのは「流動的に変化する形のようなもの」だろう。ぼくたちのコミュニケーションは、
日常会話だって単純なものとは限らない。ふだんはそんなことは考えずに生活しているんだけど、それに気づく瞬間という
のは、誰にでもあるんじゃないか。耳に聴こえる音は、その、気づく瞬間の「徴(しるし)」を差し出す。音を聴いている
人は、意識しなくても、その「徴」を拾うから、それに続く日常は、たぶん少し変化する(と思うよ)。今回のコンサート
で演奏する3つのピアノ曲は、50年か、もっと以前に書かれたもので、いまさら流行に乗ることもないけれど、少なくとも名
前は目立つ有名曲です。それだけインパクトが強かったということだろう。ぼくの曲は今回は異色の編成の曲が並んでます。
どうぞ、異質な世界、異質な装置に触れてください。 2016年4月6日(水) 江村夏樹
江村夏樹(作曲・ピアノ・打楽器)
1965年生まれ。社長も社員もいないコンサートホスト「太鼓堂」を主宰、多くの室内楽作品を書き、自営コンサートを開く。
しばしばアカデミックな音楽教育を受けていない音楽家と共演する。厄介だから誰も企画しない内容の興行でピアノを担当。
仲林利恵(能管)
幼少より母・仲林光子から、みさと笛と箏の手ほどきを受ける。その後、篠笛・能管を鳳声晴由氏、葛西囃子を矢作伸二氏
に師事。NHK邦楽技能者育成会40期卒業。現在は様々な分野の音楽家と共演し、祖母・鈴木いね子創立の箏曲七声楽院(そう
きょくしちせいがくいん)3代目として母と共に後進の指導、学校公演等も行っている。
中村仁美(篳篥)
雅楽の古典曲だけでなく、現代作品にも積極的に取り組み、篳篥の可能性を開拓中。2010年松尾芸能賞新人賞受賞。CD「ひ
ちりき萬華鏡」「胡笳の声」(ALM)。国立音楽大学非常勤講師。
松本健一(サックス)
演奏活動を通して即興や特殊奏法を中心に探求するクレージーサックス奏者。福島久雄(ギター) との「漂流(さすらい)
duoライブ」、神保町試聴室で毎月開催している即興集会「松研」、サックスアンサンブル「SXQ」、即興ワークショップな
どで活動中。
柴田暦(女声)
桐朋学園演劇科卒業。演劇活動の後、ヴォーカリスト活動に移行。パフォーマンス・グループ<時々自動>をはじめ、演劇
公演に歌手・楽士として、またアート展のオープニングなどにも出演。現代音楽の演奏家との共演も多い。現代詩や自作の
ナンセンス詩の朗読も行う。
協力 和久井幸一(記録撮影) 近藤清明(記録録音) 西邨紀子(受付) 三行英登(宣伝美術) 日高和子(制作協力)
アフタービート(PA機材レンタル)
主催・制作 太鼓堂 http://taikodo.info/
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