2017年6月12日(月) 夜6時半開場 7時開演

                汐留べヒシュタイン・サロン Tel 03-6432-4080 http://bechstein-salon.com/index.html



                演目

                フェデリコ・モンポウ:風景 (3曲;1942/47/60)
                アントン・ヴェーベルン:変奏曲 作品27 (1936)
                江村夏樹:たたいて (2017) マリンバ独奏 [山田あずさ委嘱作品]
                フランツ・シューベルト:楽興の時 第1番−第3番 D780 (1823−28)

                ジョン・ケージ:ONE(1987)
                江村夏樹:ピアノ音楽 III(2017)
                江村夏樹:空が青いよ (2017) 4奏者
                フランツ・シューベルト:楽興の時 第4番−第6番 D780 (1823−28)




                中村仁美 (大篳篥)
                                近藤治夫 (クルムホルン)
                山田あずさ(ヴィブラフォン)
                立岩潤三 (打楽器)
                江村夏樹(作曲・ピアノ)



          予約 2800円 当日 3300円 学生 500円(当日のみ。学生証をご用意ください。)

          チケット取扱い
          ◆太鼓堂 オンラインチケットサービス
             オンラインご予約はこちら←のページからどうぞ。
          ◆カンフェティチケットセンター
           Tel 0120-240-540(受付時間 平日10:00〜18:00)
           ※チケットの支払/受取は、お近くのセブン・イレブンになります。
           ※発券手数料はかかりません。
          ◆taikodo@taikodo.org に直接ご連絡くださってもけっこうです。




       じつは、目新しい意匠みたいなものには興味が持てなくて(笑)現在のぼくたちの音楽がどこから来たか、過去のどうい
      う営みを参照しているか、ということにばかり目が行く。だから新しい音楽と関係のある古いピアノ曲を弾いたり、どうみ
      ても流行からはぐれたメロディを書いたり、アタマ大丈夫か(笑)とにかく「現在は過去の上にある」という関係をぶった
      切ることはやりたくない。
       音楽やるのはいいんですが、音楽だけというのはいかがなものだろうか。音楽以外の外界があるのだから、当然それも視
      野に入ってきますよ。そうでなければ新しい音楽の世界はどんどん狭くなる。別に目新しい意匠に頼らなくても充分面白い
      古典音楽はある、というよりも、そういう古典音楽が現在の新しい音楽を根強く支えてます。だから新しい音楽の、聴く人
      が意外に思うような展開も可能だという逆説が成り立つことになる。これを面白がれるかどうか。演者はもちろん、観客の
      みなさまも、試みてみるだけの意味のある問題だと思いますよ。       2017年4月9日(日) 江村夏樹







      江村夏樹(作曲・ピアノ)
      1965年生まれ。コンサートホスト「太鼓堂」を主宰、自営コンサートを開く。しばしばアカデミックな音楽教育を受けてい
      ない音楽家と共演。『ファンファーレ集』(1997;ピアノ)、『獺祭語義』(2000;邦楽合奏)、『夢』(2004;10奏者)、『
      性質の異なる女たちの間で行われた不完全な対話』(2005;ヌードアクターを含む4女性奏者)、『夏の鼎談』(2012;トロン
      ボーン、コントラバス、ピアノ)、『しづかなるうた』(2014;薩摩琵琶)、『なんでもありません』(2015;女声、フルー
      ト、ファゴット、エレキベース)など作品多数。


      中村仁美(大篳篥)
      雅楽古典を演奏する他、他ジャンルの楽器や舞踏・書との共演、即興演奏まで幅広く活動を続ける。「伶楽舎」メンバー。
      篳篥リサイタル「葦の風」で、篳篥独奏曲やアンサンブル曲を多数委嘱初演するなど、ソロ楽器としての篳篥の魅力を開拓
      しており、その成果をCD「ひちりき萬華鏡」、「胡笳の声」(ALM)に収録。「雅楽三昧中村さんち」のトリオ活動、ドイツオ
      ランダツアーを行った「Chitose Trio」でも活躍。2010年松尾芸能賞新人賞受賞。


      近藤治夫(クルムホルン)
      古楽バグパイプ演奏家・製作家、古楽器演奏家。ヨーロッパ中世・ルネサンスの音楽を演奏する「ジョングルール・ボン・
      ミュジシャン」代表。中世民衆音楽の担い手である「放浪楽師=ジョングルール」に着目し、放浪楽師の音楽・精神を現代
      にどう甦らせるかをテーマに、ライブハウス、ストリート等での演奏活動を展開中。



      山田あずさ(ヴィブラフォン)
      桐朋学園大学音楽学部カレッジデュプロマコースにてマリンバを専攻、マリンバを世界的な演奏家 安倍圭子、浜まゆみの両
      氏に師事。現在、WUJA BIN BIN、渋さ知らズ、自身のバンド MoMo、nouon、黒船/白船などで演奏。星野源やタクシー・サウ
      ダージ、高木正勝などのステージサポート、海外公演やレコーディングなど様々なフィールドで活動中。
      http://c-ritmo.com/


      立岩潤三(パーカッション)
      中東のダルブカ、インドのタブラ、イランのトンバク、フレームドラム等、中近東〜インドの打楽器で実際にその国の古典音
      楽/トラッドを演奏すると共に、その可能性を探るべくロック、ポップス、ジャズ、古楽、各種ダンスや舞踊、ライブペイン
      トとのコラボレ−ション等、幅広いジャンルへのアプローチ/作曲を行っている。






      協力 児山拓大(記録撮影) 近藤清明(記録録音) 竹中めぐみ(受付) 三行英登(宣伝美術)
      
      主催・制作 太鼓堂 http://taikodo.info/
                 






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