2016年12月15日(木) 夜6時半開場 7時開演

                汐留べヒシュタイン・サロン Tel 03-6432-4080 http://bechstein-salon.com/index.html



                演目

                松下真一:スペクトラ 第4番(1971)
                山田あずさ:37℃(2016) 17絃筝、ヴィブラフォン、ピアノ
                クロード・ドビュッシー:版画(1903)
                甲斐説宗:ピアノのための音楽 II(1975-76)

                クロード・ドビュッシー:小組曲(1888-89) ピアノ連弾
                江村夏樹:鐘が鳴るとき(2016) 17絃筝、ヴィブラフォン、ピアノのためのトリオ・ソナタ
                セルゲイ・ラフマニノフ:ヴォカリーズ 作品36-14(1912;ピアノ版)



                仲林利恵(17絃筝、ピアノ)
                山田あずさ(ヴィブラフォン)
                江村夏樹(作曲・ピアノ)



          予約 2800円 当日 3300円 学生 500円(当日のみ。学生証をご用意ください。)

          チケット取扱い
          ◆太鼓堂 オンラインチケットサービス
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           Tel 0120-240-540(受付時間 平日10:00〜18:00)
           ※チケットの支払/受取は、お近くのセブン・イレブンになります。
           ※発券手数料はかかりません。
          ◆taikodo@taikodo.org に直接ご連絡くださってもけっこうです。


      ヨーロッパ由来の洋楽って、キリスト教社会の個人主義が前提なんですよ。その「四角い」社会的な制約の中でどう生きる
      か、各人が個人の自由というものを発揮する。ヨーロッパ音楽の表現活動も、同じ原則にのっとっている。名曲『月の光』
      の作者ドビュッシーが、彼特有の「ムーディーな」音楽世界を作り上げたのも、こうしたヨーロッパ社会が背景にあったか
      ら、それをあえて無視するとか、変質させるとかいう作曲上の挑戦の産物だった。
      “ムーディーな”なんてドビュッシーに言ったら怒られそうだよ。彼がやったのはれっきとした音楽上の、そしてそれ以上
      に社会通念に対する反抗で、彼よりあとの多くの作曲家も、いろんなやり方で、古いヨーロッパの音楽伝統を打ち破り、そ
      の「外に出る」ということをやってきた。
      音楽家が音楽世界の「外に出る」、音楽以外のことをやるってどういうわけ?と不思議に思う人がいるだろうけれど、前衛
      音楽の代名詞、楽譜に「休みなさい」としか書いてないジョン・ケージの『4分33秒』のような極端な創作も、もとを手繰
      れば、それ以前の作曲家のさまざまな挑戦や挑発の歴史の延長上に位置づけることができます。
      アジアのぼくたちも、ヨーロッパの前例を参考にしながら「音楽の外に出る」ということをやってみてもいいんじゃないで
      すか?今回のコンサート、見たところ伝統的な曲と、その対極にある曲を、仲林さんと山田さんの強力なサポートを得てお
      届けします。ぼくの『鐘が鳴るとき』は後者で、理屈はどうでもよい、好きに体験してください。
                                           2016.9.22.(木) 江村夏樹





      江村夏樹(作曲・ピアノ)
      1965年生まれ。コンサートホスト「太鼓堂」を主宰、自営コンサートを開く。しばしばアカデミックな音楽教育を受けてい
      ない音楽家と共演。『ファンファーレ集』(1997;ピアノ)、『獺祭語義』(2000;邦楽合奏)、『夢』(2004;10奏者)、『
      性質の異なる女たちの間で行われた不完全な対話』(2005;ヌードアクターを含む4女性奏者)、『夏の鼎談』(2012;トロン
      ボーン、コントラバス、ピアノ)、『しづかなるうた』(2014;薩摩琵琶)、『なんでもありません』(2015;女声、フルー
      ト、ファゴット、エレキベース)など作品多数。


      仲林利恵(17絃筝、ピアノ)
      幼少の頃より母・仲林光子から、笛と箏(生田流)の手ほどきを受ける。その後、箏を小笠原節氏に師事。1995年NHK邦楽技
      能者育成会卒業。現在は日本の伝統音楽だけに限らず、様々な分野の演奏家と共演しコンサート活動を行う。また、祖母であ
      る鈴木いね子が創立した箏曲七声楽院の3代目として2代目・仲林光子と共に後進の指導、学校公演等で活動している。


      山田あずさ(ヴィブラフォン)
      桐朋学園大学音楽学部カレッジデュプロマコースにてマリンバを専攻、マリンバを世界的な演奏家 安倍圭子、浜まゆみの両
      氏に師事。現在、WUJA BIN BIN、渋さ知らズ、自身のバンド MoMo、nouon、黒船/白船などで演奏。星野源やタクシー・サウ
      ダージ、高木正勝などのステージサポート、海外公演やレコーディングなど様々なフィールドで活動中。
      http://c-ritmo.com/



      協力 和久井幸一(記録撮影) 近藤清明(記録録音) 西邨紀子(受付) 三行英登(宣伝美術)
      
      主催・制作 太鼓堂 http://taikodo.info/
                 






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