8月30日(金)

 06時半起床。昨日早寝をしたら、今朝は昨日よりは体が楽です。声はまだいがらっぽいが、筋肉痛は引いてきた。昨日は疲れてあれやこれやめんどくさかったんだろう。まあそんなところかな。

 アンコール遺跡群を見たあとは、たいしてやることがない。モノになるかどうかはわからないが、楽譜を書いている。ここ数日、外は小雨。暑くないから過ごしやすいけれど、空が曇っていると、外をぶらついてもあまり面白くない。昨日の疲れは、早く寝たら、今日は楽になってきた。疲れているとあれこれがめんどくさかった。

 なんか日本の自分の住環境と同じで、言語だけ取り替えたような感じで、奇妙な気分です。明日は日本に戻る。どうも2年前のタイ旅行でも同じことを感じたらしい。

 遺跡群巡りのあいだは食事はその近辺の食堂で摂った。それ以外は、食事は、このゲストハウスがあるストリートの2つの食堂で済ませている。理由は簡単で、近いし、安いからです。Pub Street の中はうるさい。それと、ケバい洋風の装飾や音楽があり、どうも、なんか入りにくい。加えて、遺跡群巡りで患った筋肉痛は治ってきたが、足が靴擦れを起こし、暑い中、靴擦れを庇いながらゆっくり歩いている。もっとも、行きつけの2つの店を往復していると飽きてくる。昨日は、気立てのいい元気な姉ちゃんがいるお店で、昼と夜の2回食べたが、まあなんというか、惰性という感じなんですよ。その惰性に流されているのもいいもんだけど、1週間の短期滞在でも、食堂やゲストハウスのスタッフさんとの会話は、馴れによって、だんだん少なくなってくる。まあ、いいんですよ。

 主食は米ですが、こういうものが胃にもたれる感じなら、麺類を食べている。ぼくは歯が悪いので、硬い野菜類がうまく噛めないが、「東洋の怠惰」に従い、のろのろいただいています。曇り空というのはあまり面白くないけれど、暑さに当たったようなコンディションには、曇りや雨は涼しくてありがたい。昼飯は近所でチキンと野菜のヌードル、1.75ドル。

 片言クメール語は覚えてきたが、もう知っている言葉がなく、「スオスダイ」「オークン」「クダウ」「タライ ボンマーン」「スナイハー」「サアート」あたりを順番に使って、あとは英語。

 今日も昨日と同じようにお昼休みをとる。普通に考えて、筋肉痛や枯れ声が治る途中で熱を持つことはあるでしょう。酒はゆっくり飲んで、タバコは時間を離しましょうか。

 5時16分。なーんにもやることがなく、2時間を過ごす。ショッピングはもういい感じで、楽譜は一応最後まで書いてしまった。腹減ってきたけど、5時半までは待とうか。

 隣の食堂で Amok を食べたんだけど、今日のぼくのコンディションには、ちょっとしつこい感じの料理でした。ビールで流し込んだけどさー。




8月31日(土)

目次

太鼓堂トップページ