空間をなぞる人たち
〜 江村夏樹といろんな人によるコンサート
2024年6月13日(木)
東京 新橋 日仏文化協会 汐留ホール tel 03-6255-4104
夜7時開演(6時30分開場)
前売 2800円 当日 3300円 学生 500円(当日のみ。学生証をご用意ください。)
演目
ピーター・スカルソープ:夜の曲集(3曲;1971)
ゾルタン・コダーイ:ドビュッシーの主題による瞑想(1907)
ジョン・ケージ:夢(1948) ダンスとピアノ
マルコ・ファコーリ:パドアナが最初にマルチーナを指差す など3曲(1588)
江村夏樹:嘆きのアリア(2024)リコーダーとピアノ
アーロン・コープランド:ピアノ変奏曲(1930)
エルンスト・ブロッホ:ニルヴァーナ(1923)
ヨーゼフ・ハウアー:無調音楽集 作品20(1922)から 第13、第17
江村夏樹:ピアノ音楽V(2024) リコーダーのオブリガートとダンスつき
エイトル・ヴィラロボス:夜明けに起きた(『実用の手引き 第1巻』から;1932)
ご予約2800円 当日3300円 学生500円(当日のみ)
出演
江村夏樹(作曲・ピアノ)
1965年新潟県生まれ。東京芸術大学音楽学部作曲科中退。社長も社員もいないコンサートホスト
「太鼓堂」を主宰、コンサートシリーズを展開中。独自の濃厚な空気感があると評され、現代音
楽に特化していない演奏家と共演。作曲家として、ピアノ曲『ファンファーレ集』(1997)、ここ
しばらくは室内合奏曲を発表、『日常のすきまに思い出すうた』(2022)や即興音楽『て』フルー
トとピアノのための『真夜中のソナタ』(2023)など。
近藤治夫(リコーダー)
古楽バグパイプ演奏家・製作家、古楽器演奏家。ヨーロッパ中世・ルネサンスの音楽を演奏する
「ジョングルール・ボン・ミュジシャン」代表。中世民衆音楽の担い手である「放浪楽師=ジョ
ングルール」に着目し、放浪楽師の音楽・精神を現代にどう甦らせるかをテーマに、ライブハウ
ス、ストリート等での演奏活動を展開中。栃木・蔵の街音楽祭、目白バ・ロック音楽祭、北とぴ
あ国際音楽祭、都留音楽祭、はらむら古楽祭、たかまつ国際古楽祭など、古楽関連の音楽祭への
出演多数。
板垣あすか(ダンス)
美大を経て渡玖。キューバ国立芸術学校舞踊科卒業。Tangin Fongに師事。帰国後、舞踏家雫境の
公演活動に参加。また、和栗由紀夫、東野祥子、大橋可也などの作品へ出演。近年はバンド渋さ
知らズのダンサーとして活動。ASUKA J.DANCE PROJECT 「おわらないダンス」(2013)、「Jinkan」
(2017)自主公演。劇団「時々自動」に1年間在籍。声と身体のパフォーマンスに関心を寄せている。
江村夏樹主宰のコンサート「性格のある空間」にダンス出演。続く「遠近法がある空間」、「水平線が
見える空間」では、動き、声、打物などで参加。http://asukaitagaki.blogspot.com
まだ作られていない音楽作品の「全体」は、じつは創作の出発点で漠然とすでにあるんだそうです。
作者も演奏者も聴き手の皆さんも、その「全体」を、作品をなぞることで知る、それが音楽とその
受け取り手とのコミュニケーションだということになるようです。この、なぞるということは、い
ちおう音が耳元を通り過ぎるに任せていればいいので、特殊な訓練なんか必要ない。ただ名曲とか
技巧曲とかいう評判にこだわりすぎると、そこにあるはずの音のたたずまいがどっかへ行っちゃう。
音楽にはいろんな感触があって、創り手と聴き手の双方が自然にしていれば、だれでも体験できる
ようですよ。 2024. 4. 21. 江村夏樹
《観客の皆様へ》
入場の際、検温と手指の消毒をお願いしております。椅子席にこだわらず、らくな姿勢で会場にい
てくださってけっこうです。
皆さまには、なおさらのご自愛をお願い申し上げます。
チケット取扱い
◆カンフェティチケットセンター tel 0120-240-540(平日10:00〜18:00)
またはこちらのページからご予約できます。
※チケットの支払/受取は、お近くのセブン・イレブンになります。
※発券手数料はかかりません。
◆太鼓堂 taikodo@taikodo.org
協力 三行英登(記録撮影・宣伝美術)近藤清明(記録録音)
西邨紀子(受付)加藤丈博(ピアノ調律)
主催・制作 太鼓堂 http://taikodo.info/
太鼓堂トップページへ
太鼓堂 第二号館 出入り口
以前のコンサート